昨日の日経新聞に
『住宅ローン低金利競争』
と見出しが一面トップで記事の掲載が有りました。
各金融機関が住宅ローンの金利を取引内容やお客様の質(失礼な書き方ですいません)によって店頭表示金利より優遇する『金利優遇制度』を実施しています。
関東地方の銀行では、0.7%(変動金利)なる商品もあるそうです。
銀行にしてみれば、住宅ローンは大きな商品でもあり
住宅ローンを組めば、付属の公共料金の引き落としや給与振込等
リテール(簡単に言うと個人の口座)戦略をしても大きなものがあります。
各銀行さんは挙って『質の良い』リテールの確保をする窓口ともなります。
ただ恐らく、0.7%の金利で融資をしている銀行さんは
かなり苦しい運用ではないでしょうか?
商品の内容は判りませんが、0.7%の中から当然資金調達に要した金利や
団体信用生命保険の保険料・人件費・貸し倒れリスク等引くと
銀行さんの利益は、ほとんど無いのではないでしょうか。
戦略的になにかはあるのでしょうが・・・
フラット35の金利も下がっています。
(銀行協会は『民業圧迫している』と批判していますが・・・)
借りられる方にとっては、金利が低いのは良い事ですね~