公示地価・・・続編

先日書き込み致しました『公示地価』に関しての続編です。
大阪府で見ると、全体的には上昇地域が昨年度より増えましたが、
地域は南大阪・東大阪地域に比べ、大阪市や北摂地域に多く、
地価上昇傾向が大阪の場合、北 → 東 → 南と時計回りに上昇する傾向があります。
商業地域では阿倍野・天王寺が『あべのハルカス』・JR大阪の『うめきた』がけん引役となりました。
住宅地と違い、商業地は景気の良し悪しに敏感に反応しやすく、
又大型の開発が、有れば周辺地域は上昇傾向になります。
堺市北区では、下落地域率は42.85%上昇地域は有りませんでした。
北花田町2丁 145,000円 ← 146,000円≪下落≫
百舌鳥本町 122,000円 ← 123,000円≪下落≫
東浅香山町1丁 151,000円 ← 151,000円≪横ばい≫
新金岡町5丁 181,000円 ← 181,000円≪横ばい≫
百舌鳥西之町2丁 122,000円 ← 123,000円≪下落≫
中百舌鳥町1丁 189,000円 ← 189,000円≪横ばい≫
百舌鳥本町2丁 124,000円 ← 124,000円≪横ばい≫
※1000円未満切捨て、1㎡あたりの価格です
 全て住宅地です
住宅地は商業地と比べ、景気の良し悪し反応は遅く、
需要と供給のバランスが大きな影響を受け易いとなります。
一部の雑誌等では、『東京圏以外の地価は全て下落する』と
少し強引な論調ですが、全く違う訳では無いと思います。
民間の土地開発だけでは、極地的尚且つ散発的となりがち
官民の土地共同開発があれば、少なからず地価の維持にはなると思います。