千里ニュータウン50年・・・新金岡も

千里ニュータウンの入居が開始されたのが、
1962年9月・・・大阪都心へのアクセスが良い事と高度成長期を迎え
当時は人気のエリアだったそうです。
しかし、現在では建物の老朽化や住民の高齢化で人気に陰りが出始めて
年々人口減少が続いているそうです。
しかし、再開発を機に人口は増え始めたそうです。
これは・・・千里だけの問題ではなく、御堂筋線の反対側にあたる『新金岡』でも言える事となっています。
5階建のエレベータがない公団住宅や公社分譲など、階数が高いに連れ、住みにくくなっている。
室内の問題点も、当時は洗濯機がそれほど普及しておらず、
洗濯機を置くスペースはお風呂場の前の通路部分。
またエアコン等の普及率も低かったのもあり、設置は出来るのですが、外機との接続が困難。
駐車場も各一戸に付き1台もなく、駐車場が不足している住宅もあります。
一部では(府営住宅2丁)建替えが進んでいるのですが、
まだまだ、これからでしょう。
1つめは府営住宅と分譲住宅の垣根を越えた、再開発が必要かもしれません。
〇丁〇番分譲エリアだけで考えると再開発の規模としては、限定的なものとなり
また建ペイ率や容積率の問題で高層化できる地域とそうでない地域とに分れます。
東京の話しですが、東京駅が建替えになった時に余った容積率を
大手デパロッパーが買取り、丸の内の自社オフィスビルにその容積率を利用した認めた等
点の再開発ではなく、大掛かりな再開発が必要と思います。
2つめは、1つめと同様ですが、府営住宅でもPPP(官民パートナーシップ)を活用し
例えば、府は民間企業に府営住宅の土地を民間企業へ一括で貸し出しして
建物は民間企業に運営させる等、予算面での配慮も必要を思います。
このまま行けば、新金岡の街が『オールドタウン化』に向かうことは間違いがない事ですが
早い目に対策を講じれば、住む人が住み易い地域として生まれ変わるチャンスと私個人は考えます。