売却の方法・・・①

久しぶりに書き込みする『知って得する不動産豆知識』です・・・
さて、所有している不動産を売却する場合大きく別けて2つ有ります。
1・買取り
不動産業者さん等が購入する方法です
新築戸建への買い替えの下取りであったり、なにかの理由で買い取って頂いたりと理由は様々ですが、
利点は案内等で一般の方に公開する必要が無く、確実に売却ができ、スケジュールもスムーズです。
デメリットは、価格が一般の方への売却に比べ低い。
不動産業者は購入して後、商品化(リフォーム等して)し、経費(登記費用など)・利益を乗せて再販致します。
概ね一般市場価格に比べ7割~8割位の取引価格と言われます。
2・一般売却
取引相手はエンドユーザーさん(多くはそこに住む人や利用する人)となります。
利点は一般市場価格での取引ですので、上記の買取りと比べると価格は高いです
デメリットは、販売を決めた時点では、売却が決定している訳ではありません
売れない可能性もあります。
一般の方への公開が必要です。
『どちらがいいの?』とよくお客様から聞かれますが、双方にメリット・デメリットが有りますので
良くご検討されたうえで、ご判断された方が良いと思います。
先日もご遠方にいて、『大阪のマンションはもう使わないので売却したい』と相談がありました
売却プランを提出致しました。
『同じマンションで複数件物件が出ていますが、やや一般市場では時間が掛かるかもしれません』
と簡単に市場分析をして回答致しましたところ
『管理費や修繕積立金が負担になるので、買取りの方向で検討します』
とご返事頂きました。
こちらのお客様は結果的には『買取り』と言う事で決められましたが、
判断の一つの目安として、
『お金』と『時間・確実性』を比べて、ご検討者様がごちらが優先順位が高いかで判断されても良いと思います。