消費税が導入されると住宅市場はどうなるのでしょうか?
『買う人』・『売る人』に分けて書き込み致します。
『買う人』は当然4月1日以降に購入されると現行の5%から8%となります。
しかし、全ての不動産が課税されるのでは、有りません。
非課税の物件とは・・・
[1]土地(古家付は確認要)。
[2]土地と建物では、総額から土地価格と建物価格に分けて、土地価格。
[3]中古戸建で課税業者でない一般の人が売主(所有者)の物件。
代表されるのは上記の3つです。
(他にの非課税になるのもありますので詳しくは税務署又は税理士に確認下さい)
新築請負工事に基ずく場合は9月30日以前に締結した契約で
引渡しが平成26年4月1日を超えても、5%の課税となります。
消費税だけを見ると当然3月31日迄に買った方がお得なんですが・・・
今回の増税後の対応と『住宅ローン減税の拡充』・『現金給付』が有ります。
4月1日以降に購入した場合でも、住宅ローンや現金給付等で増税分より
恩恵を受けれる方もおられます。
尚、私達不動産業者が頂く仲介手数料等は、増税に伴い消費税が上がりますので要注意!
新築分譲地の場合等は、増税後にキャンペーン等のサービスが有る場合も有ります
(ちなみに増税分を金銭的サービスは出来ません)
増税後は広告にも要注意です!
現行の表示は消費税込価格での表示が義務付けられていますが
増税後は総額表示でなくても良くなります。
一見増税後の方が物件価格が安くなった気になりますが、
諸費用明細等で最終的には物件価格が高くなりますので要注意です。
『売る人』はその2で・・・