ストック住宅活性化フォーラムその②

先日は終電の都合で・・・フォーラムの内容に触れる事なく終わってしまいましたので
その続きを・・・
ここで出てきます『ストック住宅』とは、空家だけでなく中古住宅全般を指します。
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『大阪の住まい活性化フォーラム』設立記念シンポジウム
開会のあいさつ
大阪府副知事の小河保之さんがご挨拶でスピーチ
内容・・・覚えていませんもうやだ〜(悲しい顔)
国土交通省住宅生産課住宅ストック活用・リフォーム推進官の松野秀生さんのスピーチ
内容・・・国交省としてストック住宅を活用できる様にする????的な内容だった様な・・・・要する覚えていませんがく〜(落胆した顔)
基調講演
立命館大学教授・・・大垣尚司さん
「住まいづくりの新時代:ストック社会の暮らし・住まいはどう変わる」
講演内容
①住まいについて、新築を購入するなら、立地条件の良い中古住宅を買った方が良い。
同じ沿線での新築住宅と中古住宅の価格比較
②米国・英国に比べ日本では住み替えのニーズが少ない。
生涯の引越し回数:米国・英国6回に対して、日本は2.5回
私の意見
確かに、新築住宅を購入するのなら、中古住宅で立地の良い所を購入した方が良いとは思いますが、
又私の持論にも近いところはありますが、違う点も有ります。
それは、教授さんの見解では、都心一局中となり、地方の物件に関してはどうなるの?
ではなく、購入者さんが物件を検討するにあたり、
まずは購入者様の地域的付加価値(例えば地元だからとか、地域に子供が多いとか・・・)を基に
新築or中古で検討する方が良いと思います。
いくら通勤時間が短くなったから良いって事ではありません。
次に米国・英国に比べると・・・・
これは、文化の違いが大きいと思います。
確かに米国は、中古住宅市場も活性的ではあり、生活のスタイルに併せて、引越しをするのでしょう。
また中古住宅の価格においても、判り易く(ケースシラー)等の数値で判断し易い。
但し我が国日本においては、大きな文化の違いがあります。
先代からのお家に住んでいるとか、父親から貰った土地等
祖先を敬う文化があります。
これらを米国・英国の様に引越し文化にあてはめるのは、少し違う気が・・・
確かに大垣教授の言われる事は理想的(不動産流通の観点から)では、
有りますが、現実的とは言えないと思いました。
引越しが少ない日本だから、どうするの?
活性化に繋げるには、どうするの?
ここが大きな問題点であると思います。
これらに関しては、このシリーズの最後に私の個人意見として書込み致します。
※あくまでも私の個人の見解です。